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外構にもモールディングを取り入れてフレンチシックな庭を目指しませんか?

エレガントな装飾には欠かせないモールディングとはどんなものなの?どこに施すのが正解?

フレンチシックなインテリアが再燃して、注目を浴びつつあるモールディング。
欧米のインテリアには必ずといっていいほど目にするこのアイテム、実際にはあまり見たことがなくても、
映画やドラマ、インテリア雑誌などでは見覚えがあるはず。

その存在は欧米の建築には永年欠かせない装飾的なツールでもあります。

今回はそのモールディングについて少々知識をつまみ食いして、
外構デザインにもさりげなく取り入れるノウハウをお教えします!




そもそもモールディングって何?何のために付けるもの?

西洋の建物の中には必ずと言っていいほど存在しているモールディング。あまり意識して見入ることもないかもしれませんが、
良く見てみると窓枠、天井、ドア枠に腰壁や床と壁との境目など、至るところに取り付けられています。

たとえば、室内では天井や窓枠、腰壁との境目などを飾る役割であったり、
部屋の区切りとして雰囲気を変える役割であったり、これがあることで部屋をより上品で立体的に、且つ
奥行き感のある雰囲気に仕上げてくれているのです。

モールディング天井
シャンデリアなどの照明をより引き立たせる「メダリオン」。
とても装飾的なものも多く、美しい花や植物をモチーフにしたものが多く見られます。


メダリオン



葉を何枚も重ねたようなデザイン。
中央に向かって盛り上がっているため、のっぺりとした天井に立体感も印象付けます。
天井にあしらわれたモールディング

モールディングの歴史を紐解くと、西洋の内装装飾材にたどりつきます。
壁や天井とのつなぎ目や、腰壁との境目などを美しく隠すため施されて来ただけあり、宗教画にも登場するほど。もちろん当時は木製のみ。
細やかな細工が職人によって刻まれていました。

~天井を飾るモールディング~
日本でも古くは明治時代初期から建物に取り入れられ、
今も歴史的な建築物のあちこちで見ることができます!

(写真:上野 国際子ども図書館)

生活に身近な素材をモチーフにした意匠や素材もいろいろ

植物モチーフのモールディング

デザインによって、エレガントになったり、堅いイメージになったりもするのが意匠。

暮らしに身近にあった植物や花などはよく見られますが、卵や波、貝やロープ、盾なども代表的なデザイン。

当時のヨーロッパ人の発想の豊かさものぞかせます!

多くの紋様は1800年代までにデザインされていますが、今も一般的に市販され、広く親しまれています。

エッグダーツ



卵がモチーフになっている意匠「エッグダーツ」は、
今もポピュラーなデザインのひとつ。


洋館を訪れる機会があったら、天井を見上げてみて下さいね。
ロープ
ロープの連続した紋様が面白いデザイン!こちらは未塗装。
このまま使う場合もあれば、塗装することも。



真珠塗装
真珠のような輝きのある塗装。とてもインパクトがあるので、また違った豪華な雰囲気も演出できますね。




素材も進化!耐久性や施工性も高まっています!

PVCモールディング
現在は、耐水性や耐酸性などに優れたPVC製(ポリ塩化ビニール製)や、軽量で施工性の良いポリウレタンなどの製品も色々と市販されています。



曲がる素材
曲がる素材のモールディングも湾曲した場所などには重宝します!

取り付ける場所によって形状も選び方もさまざまなモールディング

そもそも境目を隠したり、区切ったりという役割が華やかなデザインへと昇華されていったモールディング。
窓辺や腰壁との境目など多様な使い方ができる「廻り縁」や「幅木」、
壁の保護などの目的で使われる「チェアレール」などは、長い歴史の中で一般的に使われて来たアイテムです。
窓枠のモールディング


窓枠を装飾したモールディング。
これはよくご覧になることもあるのでは?
幾重も重なった意匠が窓辺を奥行き感を与えるだけでなく、
外の景色がまるで額縁の絵のように見える装飾効果も。


腰壁モールディング




こちらは腰壁の見切りに廻り縁とチェアレール等で構成されています。

日本の住宅ではあまり見られませんが、壁の圧迫感を軽減したり、変化を付けてくれる効果も。

床との境目


床との境目に取り付けて汚れや傷から保護するペースボード(巾木)も装飾的な紋様でとてもエレガントに。

この他にも、さまざまな施し方で一段と上品なインテリアを目指すことができるモールディング。

今ではDIYで自宅に付ける人も増えているので、もしもっと詳しく知りたい!自分でも試してみたくなった方は、こちらのサイトもご参照ください(みはしショップさん)

エクステリアではどのようなシーンで使われるの?

色々とモールディングの形や使用シーンを見てきましたが、これはほんの一部。
ここからは、実際に外構デザインの中ではどのような使い方をしているのかご紹介します。

笠置として使うモールディング


まずエクステリアにおいては、屋外のためあまり複雑なデザインのものを使うと傷みも早く、不向きです。

もちろん、古代ギリシャの神殿などで屋外の素晴らしい彫刻を見ることはできますが!

一般のご家庭に採用するのは、やはり耐久性が高いシンプルなものが主体になってきます。

これは廻り縁用のモールディング、これだけでもさまざまな意匠があります!

門柱のモールディング
まず主に使うのは笠置となる部分の装飾。そして額縁のようなフレームも飾り要素の高い部分。
いずれも、すべてに使うわけではなく、一番見て欲しい部分に取り付けます。




バルコニーや階段などにあしらうバラスター

こちらはバルコニーや階段などの手摺りを装飾的に演出する「バラスター」。
これが入るだけで、西洋風の華やかなバルコニーが完成します!

笠置とその下にも湾曲させたモールディングを取り付けて、外壁と同じ色を塗装しています。


バラスターを配した外観
バラスターを配した円形テラスのある外観は通り沿いの人の目も引きます。
建物が輸入住宅なので、バルコニーとも同じ雰囲気で揃えています。




アイアンとモールディング装飾の門まわり




こちらは門柱の装飾としてさりげなく使われていて
よりヨーロッパのテイスト感を高めてくれます。



モールディングの付いた立水栓 



せっかく外構を欧風で統一したので、立水栓もエレガントな佇まいに。
しっくり馴染んでいますね!



門柱のモールディング
ほんのワンポイントでもニッチなどとの組合せることで、フレンチモダンな建物の雰囲気ともマッチします。
アイアン門扉の漆黒とも好相性。弊社ではよくこのパターンを採用します。




モールディングをほどこした目隠し壁のあるマンション廊下
表情豊かなタイルをニッチに貼り、モールディングをポイントに回した使用例。
上品でエレガントなファサードになりますね。


装飾ウォール

単なる壁ではつまらなくなりがちな目隠し壁も、モールディングをほどこすことで洗練された雰囲気に仕上げます!



ベランダガーデンの目隠し壁



壁面装飾「キーストン」も見所のベランダガーデンです!





アイアン門扉に繊細なモールディングで気品漂うフレンステイスト 横浜市旭区



いかがでしたか?今回はほんの一部ですが、モールディングのミニ知識とエクステリアでの使い方をご紹介しました。

ご自宅にも取り入れてみたい、とお思いになった方は弊社施工例なども併せてご覧くださいね!




また、本格的にご興味を持った方は、国内でも古い建物が資料館や図書館として保存されているので、
実物に触れてみるのも面白いかもしれませんね。




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