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雑草の繁殖力が弱まる秋から冬に植えたい!花や葉色が綺麗なグランドカバープランツ



芝生が上手く生えない場所や、ちょっとした隙間からグングンと生えて夏場は手を焼く雑草対策。
秋から冬になり、一年草の雑草が枯れて少しホッとしていませんか?
実はこの繁殖力が弱まっている今こそ、手を打つのにはちょうど良い季節。
繁殖力が強く踏まれや日陰にグランドカバー(地被植物)を知って、舗装以外の方法も検討してみては?

さまざまな植物の特性を知って、悩みの場所にマッチした植物を選んでみましょう。


初夏から秋まで咲き続ける小花がまるでピンクのカーペット!‘ヒメイワダレソウ’

ヒメイワダレソウ‘リピア’
繁殖力旺盛!グランドカバーとして
人気上昇中のヒメイワダレソウ(リピア)


まずは近年特に人気が高まっているヒメイワダレソウをご紹介します。
学名が「リピアアカネスケンス」というため、ネット上などでは「リピア」の名でも出回っています。

匍匐状の新芽が地面を覆うように生長し、数株植えると、初夏から秋にかけて咲く直径1センチほどの小さな花が薄ピンクのカーペットを敷き詰めたかのよう。
女性のお庭好きの方から特に人気が高まっています。

開花時期も春から秋にかけてと長く、爽やかな花が次々咲きつづけて目を楽しませてくれます。

イワダレソウ花
繁殖力が旺盛、踏まれにも強い
というと無敵のグランドカバー?


踏圧にも比較的強いヒメイワダレソウ。
ではどこに植えても大丈夫か、というと、やはり適した環境で育てないと上手く繁殖しません。

イワダレソウは日当たりと水はけが良い場所を好むため、蒸れや根づまりを嫌います。
つまり日陰や狭い植栽スペースには不向きといえます。


冬のイワダレソウ
残念ながら常緑ではありません!
春から夏は花がら摘みや刈り込みも…


グランドカバーとして問題点というほどではありませんが、一つは常緑ではないということは知っておきましょう。
冬場はこのように上部は枯れこみます。

また当然ながらたくさんの花ガラも出るため、手で摘み取るなどした方が綺麗に見えます。
草丈も3cmを超えて来るさすがに鬱蒼としてくるので、
シーズン中は少なくとも1回は刈り込んだ方が良いでしょう。

やはり美しさをキープするには、どのような植物でもメンテナンスが多少なりとも必要ということです。

葉色が綺麗!常緑のおすすめグランドカバープランツ

さて、まずは人気上昇中のヒメイワダレソウの特徴を少しご紹介しましたが、
やはり常緑がいい、とか日陰に強いものがいい、となると適した植物はまた違って来ます。
次は常緑のグランドカバーでも香りや色、形が定番的な人気の顔ぶれをご案内します。




シルバータイム
ハーブで香りも楽しめる
シルバータイム

初心者:△
環境:明るい日陰までOK
水やり:乾燥気味
踏圧:×
繁殖力:環境が合えば○
耐寒性:○
※繁りすぎ、蒸れ、水のやりすぎに注意


ワイヤープランツ
丸みのある小さな葉が
可愛いワイヤープランツ

初心者:△
環境:日陰OK
水やり:乾燥注意
踏圧:△
繁殖力:環境が合えば○
耐寒性:△
※根腐れにも注意
アジュガ
春先には紫色の花が
咲き誇るアジュガ

初心者:○
環境:半日陰が好き
水やり:乾燥苦手
踏圧:△比較的耐える
繁殖力:環境が合えば○
耐寒性:○
ディコンドラ
ユニークな葉が個性的
ディコンドラ

初心者:○
環境:半日陰までOK
水やり:乾燥気味で○
踏圧:○
繁殖力:旺盛
耐寒性:○
アプローチに咲くアジュガ
春先一斉に紫色の花を咲かせるアジュガは
まるで自生した野草のよう


写真のような紫花が春の到来を印象付けるアジュガ。
花のない時期も銅葉の‘チョコチップ’や葉がピンクがかる‘トリカラー’といった品種も出ていて、少し個性的なお庭を演出してくれます。

そして何よりおすすめ度が高い点は、ランナーで次々と植生エリアを増やして行くため、ほとんど手間がかからないこと。

初心者でも一度植えれば、まるで上級ガーデナーの庭のような自然で美しい庭が作れてしまいます!

アジュガの葉
そしてもう一つのメリットは、冬場、葉は痛みますが完全に枯れ込まない常緑という点です。

一見地味な葉ではありますが、ヒメイワダレソウなど明るい葉色のグランドカバーと合わせて植えてもステキです。
さらに日陰に強く、踏まれにも比較的強い、というグランドカバーの3大メリットを持ち合わせています!

ハーブ類など宿根草との相性も良く、イワダレソウほどの繁殖力とまでは行かないものの、気軽に取り入れやすい植物と言えそうです。





ワイヤープランツの葉
こんもりと増えて一年を通して
丸みのある葉が美しい!ワイヤープランツ


丸い葉が鮮やかで可愛らしいワイヤープランツ。
耐寒性が若干低いため、元々は観葉植物として扱われていましたが、温暖化の影響で関東周辺では庭植えにも耐えられるように。

一気にグランドカバーとして人気が高まりました。

目地にワイヤープランツ
鉢植えの方が意外と難しく、庭植えに強い!

乾燥に弱く、加湿にも弱いとあって意外と初心者には難しいとも言われるワイヤープランツ。
実は鉢では水やりしすぎて根腐れさせる人と、水やりを忘れがちで枯らす人が多いのです。

それが実は庭植えの場合は適度に刈り込んでおけば、室内ほど通風や加湿を心配しなくてもOK。

日陰や若干の踏圧には耐えるので、このような駐車場の目地などでも育ちます。
ただし、葉の混み過ぎと寒さには注意!雪などはすぐに取り除いてあげましょう。

こちらは施工事例からも様子をご覧いただけます→




シルバータイムのアプローチ
湿気を避けた場所に植えて
香りを楽しみたい!シルバータイム


タイムの中でも比較的強靭で耐寒性が高いのがシルバータイム。葉の白い縁取りが明るい印象です。

こんもりと増える点ではワイヤープランツと似ていますが、何より触れるとやさしい香りが感じられるのがハーブならでは。
踏圧にはあまり強くありませんが、アプローチ脇などのゾーンにおすすめです。


シルバータイム
半日陰にも耐えてくれるグランドカバー!
旺盛に生長する分、蒸れは大敵


環境は直射日光よりは半日陰ぐらいでちょうど良いのですが、株が生長して混み合ってくる頃は要注意。

やはりハーブだけに湿気には弱いため、内部が蒸れて全体が枯れ込んでしまうことも。

春から夏にかけては軽く刈り込んで風通し良く管理するのが長く育てるポイントです!




ディコンドラ
日当たりの良い乾いた場所に植えたい
シルバー系カラーリーフ ディコンドラ


お店などでよく見かけるのが、細かい銀色の毛に覆われた‘シルバーフォールズ’。
グランドカバーとしては珍しいシルバーリーフなので、とても明るく感じられます。
匍匐茎で小さな葉を伸ばし、環境が合えば地面が見えないほどに生長します。

完全に踏まれると葉は痛みますが、たまに踏んでしまうぐらいの場所には耐えてくれます。

ディコンドラ混植
他と混植すれば引き立てあう
ディコンドラのグランドカバー


葉色が明るいため、先述したヒメイワダレソウなど環境が合ったものとの混植もおすすめです。

混植はいずれかが弱った時、地面がぽっかり空いてしまうのを回避できたり、
変化が乏しくなりがちな単植のグランドカバーに美しいグラデーションを与えてくれたりもします。

手が付けられないほど旺盛な繁殖力! 植える場所をよく考えた方が良いグランドカバー

セダム 黄金マルバマンネングサ
地覆の中でも乾燥に強く
地面を明るく覆うマンネングサ

そのほかにも、強いグランドカバーは色々あります!
たとえば「セダム」とも呼ばれる多肉植物の中でも、地面を這うように増えるのが‘黄金マルバマンネングサ’

日陰にも比較的よく耐えて、常に明るく地面を覆ってくれます。

踏まれる部分はやはりプチプチと茎が切れて痛みますが、非常に乾燥に強く根を下ろせない場所でも、いつの間にかこんもり生長してくれます。

それだけに他の植生との競合には気を付けたいところ
次にご紹介するポリゴナムと競って増えたりもします。
ポリゴナム
強靭で繁殖力旺盛!
植える場所をよく考えたいポリゴナム


春から秋にかけて1センチ程度のピンクの可愛い花を咲かせるポリゴナム、和名では「ヒメツルソバ」と呼ばれます。
葉にはV字も模様が入って秋には紅葉もするので、花の無い時期も個性的です。

冬は上部は枯れますが、夏の暑さや乾燥にも強く、少しでも土のある場所には発根して茎を伸ばし、こぼれ種でもコンクリートの隙間から顔を出したりと強靭な繁殖力です!
そのため植える場所には注意も必要。出て来て欲しくない場所にもどんどん増えるため、段々とこれだけになってしまう可能性も。

店頭やご近所などで好きな雰囲気かどうかよく見極めてから植付けを決定しましょう。
シロツメクサ
緑肥にも使われる優秀なグランドカバー
でも芝生の近くは要注意!シロツメクサ


‘クローバー’とも呼ばれるシロツメクサ。白い花と三つ葉が可愛らしく、公園や広場でもよく見られるお馴染みのグランドカバーです。
根に寄生する小さなコブには、植物の生育に欠かせない窒素を届けてくれる「根粒菌」が宿り、大豆などの畑では緑肥としても使われる優秀な一面も。

暑さ寒さにも強く、地面に一気に広がってくれるシロツメクサ、注意点はやはり繁殖力の強さです。

地面を這って茎を伸ばす匍匐茎のため、芝生などに入ってしまうと根が絡み合い、一度根付くとなかなか取りきれません。

草丈もあり雑草っぽくも見えてしまうため、やはり植える場所は慎重に選ぶ必要があります!
クローバー ティントベール
クローバーの園芸品種なら
混植もおすすめ!ティントシリーズ


同じ‘クローバー’でも比較的ゆっくり増えて、カラーバリエーションもおしゃれなのが、ハルディンというメーカーから出ている‘ティント’シリーズ
よく園芸店でも見かけることも多いのでは?

こちらは‘ティントベール’という品種。白い縁取りが明るい印象です。

ティント ネーロ
黒や紫の挿し色クローバーが
グランドカバーの引き締め役に!


同じメーカーから発売されている品種でもワインレッドや黒系の‘ティントネーロ‘や‘ティントナイト’などを混ぜてあげると、グランドカバーも一気に大人っぽい色彩に。
日当たりは良いに越したことはありませんが、日陰にも寒さにもよく耐えてくれます。


ヒメイワダレソウのグランドカバー
いかがでしたか?今回は以前からあるグランドカバープランツの中でも、
ちょっとおしゃれに地面を覆ってくれる植物にクローズアップしてご紹介しました。

よし!それじゃ買って来よう!とさっそくあれこれ盛りだくさんに買おうとしている方、ちょっと待った!
ポイントは長い目で考えることです。

ここでご紹介した植物はどれも繁殖力が強いので、既に植えてある芝生や丹精込めて育てた植物を
侵食してしまう可能性もあります。

気が付けば、それだけになってしまった、なんてことのないように、
特性をよく研究して、ご自宅のお庭のお悩みやニーズに合ったものを2~3ポット試して長い目で見て育てて下さい。

★またこの季節は霜が下りて根が浮いたり傷んでしまうことも。
植え付け後は腐葉土などで地面を覆い、マルチング対策を必ず行ってください!

上の写真はヒメイワダレソウのグランドカバーです。こちらは施工事例からもご覧いただけます!→

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